卒業後お役立ちアレコレ

【事務仕事】個人サロンの確定申告は意外と簡単です。

 

【NO SALON】Waxing Schoolです。

 

4月に入ってからようやく2019年度の確定申告が、ようやく終わりました(笑)

 

コロナウィルスの関係で今年は1ヵ月延長の4月16日が期限に。
(後に再び期限延長されましたが)
しかし、延長されたらされた分だけ、ご時世とは関係なくサボるという、、まさに夏休みの宿題状態。
日々つけている帳簿を用紙に転記するだけなのに、、やらない(笑)
そういう方、、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか・・。

 

開業される方は避けては通れない「確定申告」

会社勤めしていたら確定申告とは無縁状態の方もいると思います(まさに私)
その響きだけで苦手意識爆発。面倒くさい。
そういう方たくさんいると思います。
開業となって、内装、メニュー、、サロンワークに直結することは考えるの楽しいですけどね・・。

私も経理関係は知識が全くの0から、苦手意識全開からのスタートでしたが全部一人で帳簿付けから確定申告までやっております。
実は会計ソフトすら使ってません(笑)

 

 

最初に言いますと、、確定申告は簡単です。

お金払って税理士さんなど外注してお任せ!の方もおりますが、
一人経営、個人サロンの会計業務は本当に簡単です。

  • 一人経営のサロンは収支がシンプル。
  • 帳簿のつけ方さえ覚えればただの単純作業。
  • 税理士さんにお願いすると、年商500万以下で10万円くらい。自分でやればたタダ、もしくは会計ソフト代だけ。
  • 法人成りしたとか、従業員たくさん雇いますの状態になってから税理士さんにお願いしても全然大丈夫。(いまだに一人経営なので憶測ですが)
  • *むしろ、自分一人だけの収支がシンプルなうちに会計の知識の初歩の初歩だけでも身につけておいた方が、後々税理士さんとも諸々やりあえる(と思う。)
    (いまだに一人経営なので憶測ですが)

 

私の場合、開業当初はWワークでワックス脱毛の仕事は副業状態からのスタートでした。
時間貸しのシェアサロンと契約して、お金の事など何も考えずに開業してしまい、事業用もプライベート用もお金はゴッチャ、資金ほぼ0みたいなところからスタート。

なので、税理士さんなどに外注する予算もないし、こんな小さなお金の動きしかないのに専門の人に頼むなんて何だか恥ずかしい、、と本を買ったりしてコツコツ。

 

一番最初に買った本が、一番役に立ちました。

 

 

2013年度版(引っ張り出してきた)

 

これが最新版のようですが、いつ買ってもたぶん基本は大体同じ。。
青色、白色ありますが、ここら辺は割愛して(ネットで調べて!)青色で行きましょう。

本読んで、大事なポイントさえ覚えれば個人サロンの帳簿のつけ方は8割方大丈夫です。

覚える事
  • 収支の勘定科目
  • 事業用のお金を生活費に使ってしまった時
  • 生活費(貯金)から事業に必要なものを購入した時

 

収支の勘定科目

これは何で売上が上がって、何にお金を払ったかです。
これが一番大事ですし、これが全てです。
英語で言えば英語力は単語力的な感じです。
仕訳力は帳簿力・・

個人サロンの売上はほとんどが施術代物販。
私の場合、帳簿にはメニューや商品ごとの売上と人数、月間売上と来客数を割り算した「顧客単価」がエクセルの表でわかるように作ってあります。
しかし、確定申告の用紙にはそんな事細かく書く欄はありません。
8月・VIO売上〇〇円って書いたからって税金変わりません。
収入に関してはシンプルに月毎の「収入」を書くだけです。
帳簿はあくまでも分析、お客様の傾向を捉える為に細かく付けている自己満足的なもの。
1日の、月間の、年間の売上がわかればまずは大丈夫。

 

少しイレギュラーなものとしては、回数券とか、事業用口座に利子がついたとか、、
それはそういう場面に遭遇した時に ネットで調べれば全部出てきます。

 

支出も同じです。
サロンワークに必要なもの(ワックスサロンだったら、スパチュラ、シーツ、タオルなど)勘定科目は仕入代。

例えば私のように不動産契約せずに「時間貸し制シェアサロン」を利用の場合は日々のお家賃は「地代家賃」ではなく「施設利用料」として帳簿につけるとか、
切手代は通信費(開業時にへえ!って思った)とか、調べると意外に面白いです。
それをお小遣い帳のようにつけてゆきます。

イレギュラーなものとしては30万円を超えるような大きな買い物(エステ機器とか)をした時、リース契約した時、など。
しかしこれもまた、、
そういう場面に遭遇した時に ネットで調べれば全部出てきます。

とにかく、収支を付けていれば確定申告は問題なくできます。

事業用とプライベート用のお財布を分ける

最低限、通帳は分けましょう。
しかし、仕入れをプライベート用のクレジットカードで切ったり、
事業用のお財布で私的なものを買ってしまう場面、、多々あります。
一人経営だと境界線をはっきりさせにくい。

そういう時の処理は覚えましょう。

 

最近会計ソフトも安い&簡略化しているようで、

freeeとか今年から使ってみたいな〜と思っております。
会計ソフト使うにも上記の基本的な部分は覚えておくとスタートしやすいと思います。
やるまでが億劫ですが、やってみると面白い帳簿付け。
多分私も基礎の基礎しかわかっていないと思います。
しかしこのポイントを抑えておけば、わからない時ちょっと調べただけで「なるほどねー」と対処できると思います◎

ABOUT ME
CHIKA (Lycon Japan/EDUCATOR)
当スクールは講師1人が手の届く範囲で小さくやっておりますが、業界未経験から開業された方が多数いらっしゃいます。 オーストラリアの老舗ワックスメーカー「Lycon社」によって確立されたメソッドで初心者にも安心の内容です。お気軽にお問い合せください。