東京新宿校ブログ

【東京新宿校】理論/技術者は0.02mmの薄い部分を扱うお仕事

【NO SALON】Waxing School東京新宿校です!

さて、スクールレポートが全然追いつきません。
まだスクールブログは年を越せてません〜(涙)

この日は2019年年末、理論講習がありました。

開業を目標にスペシャリストコースご受講の医療系のお仕事に従事されているご受講生さん。
現在アイリストとしてご活躍中のサロンオーナーのご受講生さん。

2名の方がご受講されました。

 

皆さま人の体に触れるお仕事をしておりますので、「人の体は面白いねぇ」なんてお話が盛り上がります。


左下の女性のお顔が表紙の冊子がLycon社のテキスト。
完結わかりやすくまとまっておりますが、補足したり噛み砕いて説明しないと聞き流して終わってしまいそうな部分を別の参考書などを使って説明してます。


このようなパネルを使って説明します。
何層にも、そして様々な組織が複雑に入り組んで人間の体は成り立っております。

特に私たちワックス脱毛の技術者が直接扱う部分は一番上の層。
表皮の中でも一番上層で一番薄い角質層。
角質層onlyと言っても過言ではありません。
それ以上深い部分を扱う(剥がしちゃう)=怪我や内出血の原因ですよね・・

 

皮膚の断面図はよく見かけるのですが、私たちの扱う角質層の拡大図ってあまり見ないんですよね。

ってなわけで・・

 

その場で書いちゃましょう。(ざっくりしすぎですが。)
重要です。
角質層の薄さは平均して0.02mm。
0.02mmという繊細な部分に私たちは塗ったり、剥がしたりしているのです。
簡単に皮がズル剥けてしまうほど人間の体はヤワではありません。
しかし気をつけないと、0.02mm以上の部分アプローチがかかってしまいます。

この角質層は垢として剥がれ落ち、役目が終わります。
そうすると基底層の細胞分裂が始まり、水分が抜け落ちながらも上層部へと押しげられ外的刺激のバリア機能を果たし、垢となり剥がれ落ちる。

人間の体の内部は誰かが役目を終えると、誰かが新しく生まれてくるようにプログラミングされています。常に鮮度の良い状態を保ち、外的刺激から身を守るようにできている。

皮膚も臓器の粘膜もみんなそうやって一定のサイクルで生まれ変わっています

 

なーんてお話をしていたら生徒さんから名言が出ました。

 

「こんなに緻密にプログラミンングされている体を粗末に扱ってはいけませんね。

二日酔いとかしてたら体に申し訳ないわ〜」

翌日に忘年会が控えてた私にとっては非常に胸に突き刺さるお言葉でした(笑)

でも本当にその通りですね。
体の勉強をすると自分の体を労いたくなりますね。

しかしケアをして健全な生活を送っても、年齢や生活環境などでサイクルが狂う事があります。それを補うのがエステティックのお仕事なのかもしれません。

ABOUT ME
CHIKA (Lycon Japan/EDUCATOR)
当スクールは講師1人が手の届く範囲で小さくやっておりますが、業界未経験から開業された方が多数いらっしゃいます。 オーストラリアの老舗ワックスメーカー「Lycon社」によって確立されたメソッドで初心者にも安心の内容です。お気軽にお問い合せください。